「ハームリダクション実践ガイド」が発売となりました。臨床や支援の場面でハームリダクションだと実際にどんなふうに関わることができるの?動機づけ面接や減酒・減薬のこと?という疑問にも、答えやヒントになる実践がたくさん詰まっています。
米国サンフランシスコで、長年ハームリダクション臨床を実践してきた2人の素晴らしいセラピストがまとめた原著の翻訳本です。こんな(大切な)ことが書かれている本が、日本語で世に出るの?と、ワクワクしながら監訳しました。
内容は認知行動療法をベースにした具体的なプログラムが中心になっています。プログラムをそのままやらない場合でも、さまざまなエッセンスを支援のなかに取り入れることもできる、そう実感しています。
この本を通して、日本の地域支援のさまざまな現場で、ハームリダクションをどう実践するのか、そうした対話が始まったらという希望に胸が高鳴ります。よろしければぜひ。
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