クスリ・ドラッグ・薬物のこと、何でも話せる“OKチャット”はこちら

新型コロナの感染予防と、より安全な薬物使用のために今できること

新型コロナウイルスと薬物使用に関する基本情報

新型コロナウイルス(COVID-19)は どこにいるの?
口や鼻からでた飛沫(せき、くしゃみ、つばなど)のなかにウィルスがいて、それが空気中にいたり、皮膚や洋服・物に付着している場合があるようです。大便にも含まれているようです。

どうやって感染するの?
飛沫(せき、くしゃみ、つばなど)や大便に含まれたウイルスが、直接または間接的(手や物から)に口、目、鼻のなかに入ったときに感染の可能性があると言われています。
①飛沫による感染②接触による感染

一般的な予防方法は?
石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒を心がけます。目、鼻、口に手が触れないように心がけます。
3密(密閉・密集・密接)を避けます。

ドラッグで感染するリスクは?
例えば
①飛沫による感染
2人以上で密集・密接などがあれば、そこで飛沫が口や鼻に入って感染するリスクがあります。
②接触による感染
指にウイルスが付着→ドラッグや何かのグッズを指で触る→ドラッグやグッズについたウイルスが口に入って感染する、そうしたリスクがあります。

覚せい剤や大麻、処方薬や市販薬(医療目的を超えて)などのドラッグを使うことがある人の健康のために、今できること

飛沫による感染・接触による感染のリスクを下げるアイデア

うつうつとしてる。これからのことが不安…。
少しでも現実逃避したい…。
暴力が怖い…。

①飛沫による感染のリスクを下げます
誰かと一緒に使うのが、楽しかったり安心できたりする場合があります。そのとき、マスクを外して近くで話したり声をあげたりすることを控えます。マスクを外している時に、せきやくしゃみをする場合、自分の腕で口と鼻をふさぎます。
できるかぎりしっかりと換気も。

②接触による感染のリスクも下げます
用意は自分の手で。
石けんでよく手洗いをしてから、用意します。使用するグッズも、除菌ウェットティッシュなどを使ってふきます。
他の人が用意したものやグッズは使わないようにします。
他の人が用意する場合は、その人がよく手洗いをして、グッズが除菌されていることを確認します。

グッズの共有は最低限に。
たばこ、電子たばこ、パイプ、ジョイント、ストロー、ボング(水パイプ)、スプーンなどを共有するのを避けます。
もし共有するなら、口にする部分を除菌ウェットティッシュでふいたりするか、自分専用のマウスピースを使います。
使用済み用のバケツや容器を用意すれば、未使用のものと間違うことを防げます。

ドラッグを包んだものを、口、肛門、性器などに入れる場合、衛生的なラップやカプセルであるか確認します。あるいは自分で用意した衛生的なものを使用します。

除菌(消毒)には、家庭用塩素系漂白剤(ハイターなど)も役立ちます。
→消毒液の調整については厚労省のウェブサイトに情報があります(下のリンクを参照)。

他にもできること

使っているもの(グッズも)が、予定どおりに手に入らなくなるかもしれません。できれば1ヶ月分くらい、どれをどのくらい使うか、計画を立ててみます。計画どおりとならない場合もありますので、何か代わりになるものがあるか、それもないときはどうするか、事前に考えてみることができます。

もしこれまでと違うルート(人や場所)で入手したものを使う場合、少しずつ様子をみながら使います。不測の事態をできるだけ避けるために、他のものとミックスしない、あるいは少量で試してみます。

オーバードーズを防いだり、少しでも早くサポートを受けられるように、できれば1人ではなくて、万が一のときに助けてくれるような人のそばで使います。
ただし、①飛沫による感染のリスクを下げることが大切です。

息苦しさ、だるさ、高熱などの症状があるときは、保健所/帰国者・接触者相談センターや医療機関などで相談できます。

呼吸が苦しくなった、心臓がドキドキするなど、急に具合が悪くなったときは、命を守るために、どうかためらわずに119番で救急車を呼んでください。

新型コロナウイルスの感染予防とより安全な薬物使用(NYAN|日本薬物政策アドボカシーネットワーク)

薬物の使用を推奨/抑制するためのものではありません。
ドラッグを使用することがあるという現実のなかで、健康のため・命を守るために今できることをまとめています。(ハームリダクション )

このウェブちらしのPDFファイル版は、こちらのリンクでダウンロードできます

新型コロナウイルスの感染予防とより安全な薬物使用(NYAN|日本薬物政策アドボカシーネットワーク)full

ここでの情報は、2020年5月15日時点において↓の情報などを参照して作成したものです。
厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
当事者たちを支援する海外の機関が発信しているもの。
International Network of People who Use Drugs : https://www.inpud.net/
Harm Reduction Coalition : https://harmreduction.org/
Metzineres: Environments of Shelter for Women who Use Drugs Surviving Violences : https://metzineres.net/

ドラッグOKトーク
ドラッグの話、なんでもOKです。
ドラッグを使うことがある人と、その身近にいる人のためのホットライン
090-4599-6444
番号非通知→184-090-4599-6444
2020年4月1日より当面の期間は、月曜〜金曜(休日のぞく)の12時〜18時にオープンしています。